御所市 Gose City 人口 25,525人(2020年1月時点) | 面積 60.58km² 人口 25,525人(2020年1月時点)面積 60.58km² 御所市は奈良県の大和平野の西南部にあります。古くは大和政権を支えた豪族・葛城氏の本拠地であり、西側に峰を連ねる「金剛山」「葛城山」のふもとの高台は、当時から神々を祀る聖地だったと考えられています。由緒ある神社が多く、ロープウェイが通る葛城山上は、ツツジやススキでも有名です。 JR「御所駅」周辺には、町家が連なる江戸時代の町並みや住宅地があります。平野の農村地にも駅があるので、比較的便利な立地。中心地から車で20分ほど行けば、山間に広がる農村地もあります。現在もお祭りが盛んで、地域のつながりが豊かに育まれています。 地域に根差した資源 Local resources 神社仏閣 『古事記』や『日本書紀』にも登場し、一言だけ願いを叶えてくれると言われる「葛城一言主神社」、全国鴨社の総本社である「高鴨神社」など、霊験あらたかな神社仏閣が数多くあります。 お祭り 夏と秋には「鴨都波神社」でススキ提灯が奉納され、役行者の生誕地と伝わる「吉祥草寺」では、毎年1月に約6mの松明を燃やす「茅原のトンド」が行われます。共に県指定無形民俗文化財。 山 古くより信仰の対象とされてきた「金剛山」と「葛城山」。現在は観光の名所としても知られています。春の葛城高原に広がるツツジ、秋のススキなどを求めて毎年多くの人が訪れます。 町並み 江戸時代、陣屋町として栄えた「御所まち」には菜種油や薬種、醸造、旅籠など様々な商売が栄えました。今も当時の面影のまま、町家が軒を連ねる町並みが広く残されています。 葛城古道 金剛山と葛城山の山裾を南北に走る古道を「葛城古道」と言います。のどかな田園風景の中に、由緒ある神社仏閣や葛城王朝以来の史跡、農耕文化の跡が残されています。 かもきみの湯 葛城の山々のふもとに湧き出る温泉で、泉質は、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉。石風呂、薬湯、炭風呂など、多種類のお風呂があります。併設する食事処の利用のみも可。 土地から生まれた産業 Local industries 製薬業 古来より、御所周辺は植生が豊かな土地で、薬草がよく取れたことから、製薬業が発達していきました。現在も数多くの製薬会社が御所市内で商売を行なっています。 農業 金剛山麓のきれいな水と水はけの良い土壌で作られるお米、完全甘柿のルーツとされる御所柿、大和伝統野菜のひとつ御所いも(大和いも)などが生産されています。 製造業 冷たい空気と水で仕上げる吉野本葛、今なお杉の木桶で仕込む醤油、3つの酒蔵で作られる日本酒。その他にもサンダルや春雨など、様々な製造業が営まれています。 ■Information 交通 | 電車、路線バス、コミュニティバス買物 | スーパー、コンビニ病院 | 総合病院、診療所学校 | 小学校7校、中学校4校移住関連施設 | 民泊「古民家の宿 勝右衛門」、民泊「母屋森本」、民泊「さんろくのおうち」移住相談窓口 | 企画政策課 地域活性推進室(0745-44-3641) 気候 | 内陸性気候。夏季は蒸し暑く、冬季は寒い盆地性気候。冬季、金剛山より「金剛おろし」が吹く。 大阪からのアクセス| (電車の場合) ・「大阪阿倍野橋駅」から「御所駅」まで近鉄線で約45分 ・「大阪駅」から「御所駅」までJR線で約1時間25分 (車の場合) ・南阪奈道路「葛城IC」から京奈和自動車道「御所IC」を経て約20分